【スマ診 医師対談】ネット診察がED治療に与える可能性

【スマ診 医師対談】ネット診察がED治療に与える可能性

オトコノスマ診 EDセルフチェック

 

【スマ診 医師対談】ネット診察がED治療に与える可能性

インターネット(オンライン)で医師によるED診療が簡単に受けられ、国内正規品のお薬がすぐに自宅や会社に届く「オトコノスマ診」担当医師 安田先生と【ネット診察がED治療に与える可能性】について対談させていただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

プロフィール紹介

やすだ泌尿器クリニック
http://yasuda-cl.com/
院長 安田宗生
近畿大学医学部 出身
近畿大学医学部付属病院、基幹病院での勤務を経て平成28年5月に大阪府門真市にやすだ泌尿器科クリニックを開院、現在に至る。
日本泌尿器科学会専門医
参加学会:日本泌尿器学会・日本性機能学会・日本排尿機能学会・日本臨床腎移植学会・日本透析医学会

ネクストイノベーション株式会社
代表取締役 石井健一
帝京大学薬学部
関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科卒(MBA)
外資系製薬会社および医療系コンサルティングファームを経て2016年6月にネクストイノベーション株式会社を設立、同11月より代表取締役に就任。
ネット診察サービス「スマ診」を事業展開中。

 

ネット診察がED治療に与える可能性

 

石井:今日は今話題のネット診察(オンライン診療)をテーマに、ぜひ忌憚なきご意見を頂戴できれば幸いです。

安田:いえいえ、こちらこそよろしくお願いいたします。

石井:先生と僕とは、数年前にMR(製薬会社の医療情報担当者)と医師っていう関係だったんですが、あの頃って僕、どんな風に見えてました?

安田:おべんちゃらではなく、第一印象はこの人できるな…でしたね(笑)実際に教授陣相手にdiscussionしてましたしね。

石井:実はあの頃から、ネット診察っていうのはずっと考えていたんですよ。
基本、先生方って「死ぬほど」忙しいじゃないですか。

安田:そうですね。若手の時から勤務医もずーっと忙しいです(笑)

石井:もちろん、処置が必要とか、現場でのアセスメントが必要なケースっていうのは無理だと思うんですが、少なくない割合の患者さんが「経過観察」フェーズに移行していくじゃないですか。

安田:大病院の場合はそこで終わりだけどね。

石井:疾患にもよりますが「薬だけ」が受診の目的になっている患者さんも少なくないですよね。

安田:うん、そう思うよ。

石井:入り口はそこなんですよ。「経過観察」とか「薬だけ」の患者さんって、ネットのコミュニケーションで済んだら先生方の時間、創出できるんじゃないかなって…

安田:それはあると思うよ。メールやLINEで要件済んだらめっちゃ楽ですしね。それで済むケースは。

石井:そういう風に思っていたんですが、製薬会社を卒業して、とあるプロジェクトで白衣を着るケースがあったんですよ。薬剤師として。

安田:調剤できるの?

石井:やってみて、得意じゃないのがよくわかりました(笑)

安田:うん、そう思う(笑)

石井:そして、やってみて確信を得ました。

安田:なんの?

石井:ネット診察が向かう方向性と、市場の「潜在ニーズ」について。
少なくない割合の患者さんが、「薬をもらいに受診してる」ってこと。

安田:なるほど。

石井:そうなんです。そんな時、ちょうど平成28年8月10日の通知(※厚生労働省医政局長の事務連絡)を知って、これだ!って。
早速仲間を集めて、会社を立ち上げました。って、僕たちのことはこのくらいにして、本題に行きましょう。
今日のテーマは、先生の診療ドメインでもある「ED(勃起不全症)」について。
スマ診では、最初のプロジェクトとしてEDとAGA(男性型脱毛症)をターゲットにした「オトコノスマ診」でテストマーケティングを行なっていました。

安田:うん、正直ネット診察とは相性いいと思うよ。

石井:ありがとうございます。それはどんな理由で?

安田:まず、EDもAGAも基本「人に相談しにくい」病気ですし。
ネットで検索すれば、原因とか、対処法とか、場合によっては治療薬がネット通販で買えるようなサイトにもすぐ出会えるわけで、そもそも「病気の存在すら知らない」っていう状態で無くなってますよね。

石井:確かに。

安田:それで、その好発年齢の男性って、基本的には健康で「かかりつけ医」って持ってないケースも多いし、働いてたりすると、クリニックが開いている時間帯に受診できなかったり、そもそもどこのクリニックにかかったらいいかわからなかったり。

石井:そういうの結構ありますよね。

安田:それで、覚悟を決めてクリニックに行こうと思っても、だいたい入り口(受付)って女性でしょ?「今日はどうされました?」って聞かれて、「EDで…」とは言いにくい。だから、うちでもその辺は配慮して患者さんが自ら口に出さなくても診察できるような工夫をしています。

石井:なるほど!!

安田:なので、ネットだともちろん意思表示がしやすくなるし、相談もできる。治療や薬について話を聞いた後でも、嫌ならやめることができる。でも、実際に診察室にはいると「やっぱりやめます」とは言いにくいですよね。

石井:どんな相談が多いですか?

安田:実は、あんまり突っ込んだ相談って少なくて(笑)、ネット診察で来られる患者さんって結構情報を持っていたりして「この薬をください」とか、希望がはっきりしているケースが多いんですよね。
時々、「どれがいいかわからないので教えてください」みたいなことをおっしゃる患者さんもいますが、そういう場合は「食事の影響」とか「ライフスタイル」なんかを聞き取って、実際の診察室で話すような薬の説明をしたら、だいたい納得して「じゃあそれお願いします」ってなるケースが多いと思うよ。
スマ診が問診であらかじめリスクファクターを拾ってくれてるんで、聞かなきゃいけない質問もだいぶ楽だし。対面で聞いてることはほとんど網羅してる。

石井:その辺、こだわってますから。

安田:あとは、ベースが自費診療っていうのも大きいと思う。患者さんにも説明するけど、保険診療じゃなくて自費診療っているのは、患者と医師が相談しながら意思決定をするんだけど、基本「自己責任の範囲の中で双方が合意をして治療に臨む」っていうことかな。
ED治療薬は臨床で使い慣れているので、副作用の出方とか特徴とかはそれなりに理解しているわけなので、患者さんの不安点とか、過去の既往とかを聴きながら、実際の対面診療と同じように薬を選んで行っていく。

石井:スマ診をやっていて違和感ありますか?

安田:最初はテンプレートとかを作っていたんだけど、やっていくうちにどんどん自分の言葉(対面で使っている言い回し)を使うようになって、パソコンも内容を覚えていくしとても便利だよね。これからもいろんな機能が追加されていくんだろうけど、少なくともEDをやっていく上では操作性は十分だと思う。

石井:どの時間帯でやってることが多いですか?

安田:特に決めて作業はしてないけど、診察の隙間とか、昼休みとか、そんなにまとまった時間がいらないので自分の診療スタイルに合わせて臨機応変にやってます。

石井:今後の改善要望とかは?

安田:医師もスマホで返せたら楽なんじゃないかなぁ。それこそ、サクッと診察進むようになると思うよ。
あとは、今の問診は診察室で質問する内容はほとんどカバーされてるんだけど、患者さんがEDについてどう悩んでいるのとか、どうしていきたいと思っているのかっていう点はやっぱり対面した方がよくわかるよね。こういう部分は定型フォームっているより、人間的な部分なので。AI(人工知能)でそういう部分まで拾えるようになるのかなぁ?

石井:ケースが集まってきて、どんなプロセスを経ることで最終的にどういう判断をしたか、っていうことが積み上がっていけば、そういう内容を事前にヒアリングしていくことも可能になると思いますよ。
また、診察が終わった後で、患者さんが診察についてどういった感情を持ったのかとかものすごく知りたいですね。開発テーマで考えてみます。

安田:技術の進歩は著しいので、いずれ医師にしかできなかった診断とか評価っていうのを、AIとかが置き換えていく時代が来ると思うよね。だからこそ、生身の医師は患者さんとのコミュニケーションとか、患者さんがやりたい(望む)医療を選んで提案していけるかっていうことが大事になって来ると思うよ。
うちは泌尿器科のクリニックなので、EDだけじゃなく、前立腺肥大とか、排尿に関するトラブルにもしっかり向き合って行きたいと思っています。そういう専門的な部分ではしっかり地域に貢献して行きたいよね。

石井:あと、まだ「かかりつけ医」に出会えていない、スマ診の患者さんにも。

安田:もちろん。限られた疾患分野だけど、スマ診のユーザーや対象疾患がこれからも増えていくことを期待しています。

石井:安田先生、本日は興味深いお話ありがとうございました。今後の更なるご活躍に期待しております。

 

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